福本善隆のWebギャラリー

記事

【静物画の現代アート】

画面にモチーフが円環を描いてる作品は(循環、一方向、拡散などのパターン)
静物画の中では珍しく、
個性のある作品、福本善隆風の作品になってると思います。


タイトル未定(盾風の何か) 制作途中 F4号
© YOSHITAKA FUKUMOTO

モチーフの組み方は難しく、
才能ないんじゃないかと悩んだ時期もあった、
モチーフ買い足したり、何枚も撮影したり、スケッチで構想ねったり
努力を続けていくうちに形になってきました。
絵を描いた事のある人なら分かると思うが、オリジナリティというのは得難く、
素人はもちろんプロでも難しく一生探求する価値のある事といわれています。



『プラムとシュガーポット』F3号
© YOSHITAKA FUKUMOTO

美術団体の大御所が企画展を見に来て下さり、
「君の絵は現代アートやな、個性があっていいね」という言葉をくれるほど
(ありがとうございます、絵を続けて行く励みになります)、
静物画として変わってる作品もあるらしいです。

私以後は同じような絵を描いても福本善隆風の絵になり、
何十年後でも何百年後でも残ります、
著作権は切れるけど誰々風というのは無くなることはないです、
ということで、
展覧会をするときはぜひ観に来てください。
まだまだこれからも、努力を惜しまず精進します。



 

【企画展と時期】

気候も穏やかで過ごしやすいこの時期、
去年の今頃はグループ展だった、
クリスマスやハロウィンなどのイベントの時期に企画を考えるのは、
テーマなどはっきりしてて進めやすいけど、
この季節に企画展を開くのも個人的には好きだ。

この前の企画展の関連動画で、
「炎が消えてる動画やポスターがあったけど、バレンタインで炎消えたらダメなんじゃない?」
という指摘があったが
本来のコンセプトは寒い時期でも温かくというコンセプトした。
バレンタイン・ホワイトデーの期間にまたがる展覧会ができたのはラッキーでした。

映画でも放映時期として関係者が欲しがる時期だが、
GWと盆休みはイベントを開催するのに良い時期だと思う。

去年はグループ展ばっかりやってて自分の作品を描く時間があまり確保できなかった、
メンバーの一人からも「グループ展回数減らして、創作時間取った方がいいのでは?」
という指摘があったけど、さすがの慧眼です。

大阪駅前や百貨店など特別な場所で開催するには、通常より高い基準が要求されるので
(グループ展出展者にも良い機会だったと思う)、
創意工夫と技術に手を抜かないようにしながら、個展の準備を進めてます。



 

【大阪梅田駅】

企画展の広告を
大阪梅田駅
NUchayamachi通路などにポスターを掲載
エントランスビジョンに動画を放送予定

 
 

美術雑誌『美術の窓2024年2月号』に広告を掲載中

展覧会名:
バレンタイン・ホワイトデー「アート」企画
雪と炎の「贈り物」展(仮)
期間:2024年2月6日(火)~2月18日(日)
場所:NU chayamachi 4F STANDPARK
   〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町10番12号
   

 

【ポスター制作中】



展覧会名:
バレンタイン・ホワイトデー「アート」企画
雪と炎の「贈り物」展
期間:2024年2月6日(火)~2月19日(月)
場所:NU chayamachi 4F STANDPARK
   〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町10番12号



 


【企画展の特別出展者】

2月の企画展に、なんと!
フランス革命を舞台にした
あの有名な「ベルサイユのばら」のアニメーターの方が参加予定です、
新作を用意して出展してくださります。

個性的なメンバーで構成される展覧会にご期待ください。


【パノラマの風景】

パノラマの風景(シャルルマーニュ伝説や円卓の騎士などの
英雄を題材にした武勲詩的な作品)を描き進めるのが、
2024年の目標の一つ。
しかし、全然完成しない、描き進めるのが難しい(汗)。

図案2点

『Excalibur』

『Castle』



【グループ展の案内】

バレンタインの時期2024.2に企画展を計画中

個展2022.12とグループ展2023.5が終わって一区切り


NU chayamachi 4Fテラスからの眺め


NU chayamachi 駅前交差点からの眺め




グループ展に静物画を出展することになりました。
展覧会名「Logic×Creative展」~for SDGs~
場所 NU茶屋町 4F Stand Park
期間2023年5月23日㈫~5月29日㈪
  11:00~21:00



桜の企画展(2023.3.22-3.28)

動画作成 © YOSHITAKA FUKUMOTO



【春を告げる者】

作品を描く際に登場人物を考えたりする、
冒険者に何か持たせるのに、松明やランタンなどは良くある小道具だが、
鈴(bell)を持たせることも考えるが、どうもしっくりこない、
鈴を持って道を歩くのは、熊よけぐらいだろう…。

鈴を鳴らしながら歩けば熊が気づいて逃げて行く、
これが、熊等の動物ではなく人間が気づいた場合は、(誰かの到来に気づき)寄ってくる可能性も!?
人に何か伝えるために、鈴を鳴らして自らの存在を知らせながら歩く。

ということで、鈴を持ちながら歩く図像もあり得ると思う
春風の擬人化した冒険者に鈴を持たせて、春の到来を告げるなんていいかもしれない。

さて、そろそろ春ですが、
阪神百貨店梅田本店のギャラリー、8Fハローカルチャーにて
3月22日㈬から28日㈫まで開催される
『さくら彩る花たより』という企画展に、何点か出展する事になりました、
ご高覧頂ければ幸いです。

© The Hanshin Department Store, Ltd.



【風景画】

つばの広い帽子を被った白い髭の男をテーマに一枚の絵を描いてみました。

かつてこういう様な風景画を描いていたが、さらに神話の物語っぽくなった、
この神話は夜空に輝く星々となって終わるだろう…

今回展覧会の準備の合間に軽く描きましたが、
ご要望があればこの物語の続編を描きます。


【ミッドジャーニー画像(その2)】

ミッドジャーニーを使って、
この機会に魔法使い関連の画像を生成してみる。

ちなみに前記のつばの広い帽子を被った白い髭の男の、
帽子を取って禿頭にするとあの有名な画家のようだ。



【ミッドジャーニー画像】

以前このWebサイトの展示の案内のページに掲載した、
ドバイ用にミッドジャーニーで生成した画像に、
たまたま真ん中に関係ない画像が描かれてました。
(どのようなプログラミングでできているか分からないので、偶然紛れ込んだんだろうと思ってました。)

よく観るとイスラム教徒の服装を着た人物に樹木の陰が重なっていて、
つばひろの帽子をかぶった白い髭のある男の姿になってます(汗)、
どこかの神話の主神か、魔法使いか
イラストにすると画像のこんな感じだろうか(アラプリマ程度に簡単に描きました)
こういうのが偶然出て来るなんて運がいいのか、それとも…
メインの創作とは関係ないので、深刻に考えずにちょっとした与太話程度です。



個展開催中

近鉄百貨店上本町店で個展開催中です(2022年12月7日㈬~13日㈫)。
ご来店お待ちしております。


個展の案内

個展のDMができました。

百貨店はアメリカのワナメーカーが発祥
日本では三越呉服店のデパートメントストア宣言から、
小林一三の阪急百貨店が駅併設としては初とされている。
電車が交通の要所であるかぎり、それなりに魅力あるコンテンツを発信して行ける場所となるのではないでしょうか。
今回の個展は、私が美術を長年やってきて
作品に独創と工夫をどのように付け加えているかを見て頂けると幸いです。
近鉄百貨店上本町&上本町YUFURA
(ちなみに、遠くを見晴るかすあべのハルカスも近鉄です)
には新歌舞伎座という劇場も設置されてます、
シャーロック・ホームズファンの自分としては
来年1月の『憂国のモリアーティ』には興味があります。

その近鉄の上本町店です、
街のランドマークとしても充分な魅力ある建物です。
写真はちょうどクリスマスシーズンだったのでイルミネーションがきれいでした。

グループ展に関する案内

11月9日㈬~11月14日㈪ギャルリVEGAで開かれるグループ展に出展します。
淸恬会という隔年に開かれている展覧会です。
写実の静物画を4点出品します。
12月に個展を控えているので新作は少なめです、
展示するたびに全部新作という意欲のある方もおられますが、同じく個展を控えておられる方と同様の出品方法です。
イラストレーターの綿兎さんも出品されます。
Digitalでの描き方を教えてもらったことがあるのですが、描き込み量が真似できない画力の持ち主です。
絵画・陶芸・デザイン・染色・写真とバリエーションに富んだグループ展をお楽しみください。
それぞれの作品に価格がついておりますので、お気に入りの作品がございましたらその場でご購入可能です。
ご来場お待ちしております。



15周年記念式典への展示

展示のイメージ動画 © YOSHITAKA FUKUMOTO

私が所属するMENSAという会の15周年記念式典が10月23日㈰に東京音楽大学のホールであります。
昼の部と夜の部に分かれており、昼の部は講演会、展示会、グッズ販売等です。
私は日本支部ができる前のInternationalの頃から在籍しています。
講演会はすでに満席ですが、会員によるパネル展示はご覧いただけます。
昼の部はハリウッド女優水原碧衣さんも登壇!夜の部は仮装OKということで皆さんのクリエイティビティの発揮のしどころです。
展示について、ホール入り口での会員による展示です、
少年少女の作品も展示されるので期待してます、
私もプロの画家ですが、会員には私より著名なプロフェッショナルとして活動されてる方がたくさんいらっしゃいます、
お会いできるのを楽しみにしております。
動画にも載せましたが、新作『プラムとシュガーポット』も展示します。
ぜひお越しください。

『いちごとポット』に関する随想

『いちごとポット』F4号 © YOSHITAKA FUKUMOTO

このポットの色の違いは素焼きと釉薬の差だ、微妙なコントラストが特徴的、
注ぎ口の形状が面白い、
描いていて素焼きの質感が上手く表現ができたと思う。

素焼きの壺といえばベラスケスの「セビーリャの水売り」を思い浮かべる、
映画「アラトリステ」の中で「王のところで働いている画家から買ったんだが」というベラスケスの絵に主人公が思わず触れてしまうシーンがあった。
映画は架空の話だが、実際この絵はベラスケスが宮廷に持参して、
その後転々として1630年代にはブエン・レティーロ宮殿の建設時に装飾としてフェリペ四世に贈呈、
現在はウェリントン美術館に所蔵されている。
このポットに関しては使ったことがないのでどうなるのだろうか、
日常使いには形状と値段がもっと手頃なのを選ぶだろう。

メインのモチーフとしても耐えれる魅力あるポットだと思う、
1000度以上の高温が出せないと釉薬が使えないのだが、
素焼きの部分と釉薬がかかってる部分があるのは、デザインの違いの他は何かあるのだろうか?
モチーフを組み合わせたり配置を変えたりと、
構成を練り回したというより突然に頭に閃いた作品だ。

ポットを中心にいちごが広がるように配置した、
中心点から放射状に広がる物体を配置することによって空間の広がりが出てると思う。
穏やかな日差しのもとガーデンでイチゴ摘みに勤しむ、飲み物と食べ物を持って行くならなお良い、
楽し気な雰囲気のある作品です。
紫色の背景で、楽しげであるけど軽すぎずクールで落ち着いた調和がとれた雰囲気の絵画となってればと思います。